レンタルサーバーの転送量とは?必要な転送量の目安とは?

レンタルサーバーの転送量とは何?

レンタルサーバーの転送量とは、サーバーから訪問者に送信されるデータの総容量のことです。

一般的なレンタルサーバーでは、1日または1ヶ月の転送量制限を設けており、その範囲内で運用することが求められています。

転送量の上限は、スマートフォンのデータ通信のパケット制限やギガビット制限と考えるとわかりやすいでしょう。

サーバーの転送量の計算方法

レンタルサーバーの転送量は、以下の計算式で算出することができます。

1ページあたりのデータサイズ×アクセス数

データサイズは配信するコンテンツによって異なりますが、テキスト中心のウェブサイトであれば、1~3MB程度を想定しておくとよいでしょう。

例えば、ページサイズが3MBで、月間10万PVのアクセスがあるWebサイトでは、月間300GBの転送量が必要になります。

3MB×100,000PV=300,000MB≒300GBとなります。ページあたりのデータサイズは、Pingdom Toolsで計測可能です。

ゼロからサイトを立ち上げる際に必要なデータ転送量の目安とは?

ただし、こちらの数値は最低値ですので、余裕を持って転送量を見積もるのが無難です。例えば、上記の例では、1日あたり最低でも50GBの転送量が欲しいところです。

あるページのファイルサイズが3MBの場合、そのページが1日あたり16,000PV以上受信しない限り、1日の転送量は制限を超えることはありません。

「1日あたり16,000PV」は、よほど有名な企業やインフルエンサー、著名人でない限り、達成するのが難しい数字です。

そのため、個人や店舗が一からサイトを立ち上げる場合は、1日あたり50GB以上あれば十分でしょう。

さて、転送データ量の計算方法はわかりましたが、契約しているサーバーのアクセス解析を利用すれば、サイトの各ページのアクセス数や転送データ量を簡単に確認することができます。

レンタルサーバーの「転送量無制限」は本当に無制限?

レンタルサーバーの転送量を確認する際、よく「無制限」という言葉を聞くことがあります。こちらの「無制限」は本当に無制限なのでしょうか?

こちらは、無制限ではありまえん。ほとんどのレンタルサーバーで「無制限」と表示されていても、「使用できるデータ量に制限がない」という意味ではありません。

無制限には、「明確な制限は設けておりませんが、利用者が多すぎる場合は、当社の判断により、サービスの停止、プランの変更、追加料金のお支払い、お引越しをお願いする場合があります。」と表現されています。

基本的にそのような事態が起こらないことを前提としているため、転送量を「無制限」と表現しています。

ですので、転送量が「無制限」だからといって、安易に安価なサーバーを選ばない方が良いでしょう。

転送量が「無制限」だからといって、安価なサーバーを選んでしまうと、後で困ったことになる可能性があります。そのような事態を避けるためにも、「無制限」ではなく、転送量を明記しているサーバーを選ぶとよいでしょう。

転送量を超えた場合の対処法

レンタルサーバーの転送量を超えてしまった場合は、どうなるのでしょうか?

ほとんどの場合、転送量を超えたからといって、いきなりページが切断されたり、追加料金を請求されたりすることはありません。

ただし、あまりにも急激な増加の場合は、一時的にサイトがダウンすることがあります。

基本的には、ページにつながりにくくなったり、サーバーから警告が表示されたりすることがあります。その場合は、転送量の増加を抑えるために、ページを改善する必要があります。